コロナ禍のデイサービスについて思うこと

 

 とても久しぶりの更新です。コロナ禍に見舞われ、今年の冬は本当に長い冬になりました。ここのところ、暖かい日が増え、新型コロナ感染者も減少傾向で、春の兆しを感じます。

 

おうち・デイサービス・大枝では、まん延防止等重点措置が終わった後も、引き続き、有事と同じ感染対策を継続し、早晩来るであろう第7波に向けて、気を引き締めていきたいと思っております。利用者様、ご家族様にとりましては、大変申し訳ございませんが、引き続き、日々の健康観察、検温のご協力を、よろしくお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症の流行で学んだことも多くあります。私事ですが、毎年、春・秋など季節の変わり目には風邪を引いていましたが、マスクや手洗い、うがい、消毒のおかげで、風邪を引かなくなりました(ワクチンの副反応以外でコロナ禍以来、発熱なしです)。これは基本的な感染対策は日常生活にも効果的であると言えるのではないでしょうか。いつの日かマスクを外して出歩けるようになりたいと思いますが、身に着けたこの習慣は続けて行きたいと思っております。また、マスクがなくなる・・・消毒も手に入らない・・・など困難な状況も多々ありました。衛生用品の在庫管理や、食材の備蓄など、災害対策にも通じる点もあり、事業所としましても、リスクにさらされると、「次はこうならないように備えよう」と意識が高まったように思います。「あのときは大変だった・・」で終わらせずに、この教訓を生かして、さらに強い事業所作りに取り組んでまいります。

さて、いよいよ暖かくなってまいります。桜の時期、皆様と大切な時間を共有できるよう、密にならない内容で、お花見も計画しています。また有難いことに、皆様のおかげをもちまして、おうち・デイサービス・大枝は4月に5周年を迎えます。思えば5年前、創業の際に、ちっぽけな自分でもどのようにすれば社会の役に立てるか、仕事とプライベートを両立させて、家族と一緒に笑って暮らしていけるかを考え、「いまできることを、せいじつに」という理念に至りました。これからも、どのような状況に置かれようとも、わが社の理念を胸に、利用者様、また支えてくれているスタッフともに、たった一度の人生、かけがえのない時間を一緒に過ごしていることを忘れずに、一緒になって楽しめるような取り組みを提案していきたいと思っております。

 

令和4年3月

おうち・デイサービス・大枝 所長 谷口 孝典